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バカの壁

2007.02.08 (Thu)

バカの壁 バカの壁
養老 孟司 (2003/04/10)
新潮社

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2003年を代表する大ベストセラー 流行語にもなった。
あまりにもベストセラーだよんといわれて、引いていたのですが。
BOOKOFFで105円だったし^^;
今更の感がありますが、読んでみました。

おもしろかったです。
やはり専門分野だけあって「脳」の話はおもしろい!
でも、この本がこれだけ売れたのは、多分タイトルの奇抜さ(一度きいたら忘れない)が一番の理由かもしれないなぁ。

哲学、宗教、などの専門書は難しくてわけわかりませんが、
これだったら、たいへんわかりやすい。
読んで全て信じてしまうのは、ちょっと危ないけれど
こういう考え方するのも面白いなぁ
と1歩ひいて読んだら安全?だと思います。


何点かなるほどなと思ったことがあったのですが、その中のひとつ。



わかっていないのに、わかっていると錯覚してしまう怖さということ。

たとえば ニューヨークの9.11テロ
何度もテレビで飛行機がビルに追突し、崩落するビルの映像をみて、
マスコミで取材されたものを新聞記事で読み
なんだか 知っているように思いこんでいた。
でも、実際のところ、その惨状も痛みも情景もホントは何もわかっていない。
実際はわかっていないのに、わかっているように重いこんでしまう怖さ。
その点をついていて なるほどなと。



ちょっと話は ずれるのですが。

阪神大震災。
何回も何回もテレビで新聞でいろんなことが報道され、
テレビで見て、新聞でみて
あぁたいへんだなと わかっているような気になっていた。

でも、なんとなく人事。どこか遠いところの出来事のような感覚だった。

いろんな方のブログを読むようになって、
ある期間読んで、いろんな意味で「信頼」できるなと思う方のブログに限りますが、
ずっとずっと 阪神大震災のことを身近というか
切実というか もっと近いものとかんじるようになった。

知らなくてごめんなさい。ありがとうといいたいような気持ち。
とても不思議な感覚。

多分、今でも わかったような気になっているだけかもしれない。
「壁」はそのまま存在するのかもしれない。
体験していないんだから、壁をなくすことは多分できない。
でも「壁」があることに気づき
その壁は少し薄くなったのではないかなと思う。

北海道は雪が多い。
そんなこと 小学生でも知ってる・・・はず・・・だった。
小さいころからテレビでも新聞でも教科書でも見ている。
でも、北海道の方のブログを読んで、はじめて 雪が多いんだ って「認識」したような気がする。
とっても身近に感じる方の書いたもの撮ったもの
それで「壁」は少し薄くなった。

本やDVDの書評も。
ご自身のいろんな体験も。
いろんな手作りも
 食べたもの飲んだものも。


身近と感じたり、信頼できるなと感じたり、好意的に思える方の書いたものに
ちょっとシンクロして 疑似体験しちゃうのかもしれない。

なんか話がそれちゃった。

「壁」は存在するけれど、
それを認識すること
少しでも薄くすること
いろんな角度から自分でもできるなと

そんなことを思った読後でした。





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