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『天使の梯子』

2007.09.14 (Fri)

天使の梯子
村山 由佳

なぜかどうしてもamazonからアップロードできなかった・・・?


『天使の卵』の続編
愛を失った歩太と夏姫は、再び愛を取り戻すことができるのか。
そして中学の担任教師だった夏姫にどうしようもなく惹かれていく慎一。
傷ついた3人が織りなす切ない愛のドラマ。
大切な人を失っても人は生きていかなくてはならない。
残された人々は ただただ辛い。
時間がたっても その傷は癒されないけれど、
生きていけば、人と出会い、愛することもできるようになる。

せつないです。
こういうお話でも、とても透明感があるのが 村山氏の作品だと思う。

すんごくお勧めというわけではないけれど^^;
天使の卵 を読んだ方はどうぞ。



 

(2004年11月9日 読売新聞)より

「純愛ブームの今だからこそ、私の考える『せつなさ』はこうなんだって示したかった」

 10年前、純愛小説が確固たるジャンルでさえなかった時、デビュー作『天使の卵』(集英社文庫)は、19歳の歩太(あゆた)と、8歳年上の春妃(はるひ)との激しくひたむきな恋愛を描いて鮮烈だった。テレビでも小説でも純愛ものがあふれかえる現在、あえてその続編を世に問うのは、流行にかかわらず「恋愛小説家」を貫いた自信とプライドゆえだろう。

 「新しい作品を書くよりしんどい作業でした。自分の『核』となるものは10年前と変わらないけれど、世界は深まっているはず」

 前作から10年後を描く本書は、春妃の妹、夏姫(なつき)が主人公だ。かつて姉を激しく憎み、そのことに罪の意識を感じ続ける彼女は、まるで姉の恋愛をなぞるかのように、8歳年下の元教え子と恋に落ちていく。

 「歩太には、春妃を愛しぬいたという救いがあるけれど、夏姫はつらいままだなあと思ったのが動機の1つ。あと、10年前は、はかなげな春妃が私の理想のヒロイン像だったんですが、今は、心の傷を引きずりつつ強く生きる夏姫の方を『いい女』と思えるようになった。これも10年間の成長かな」

 昨年夏、『星々の舟』(文芸春秋)で直木賞。本書は受賞後初の本格的な長編となる。「賞をいただいてずいぶん楽になった。それまでは、いつまでも『天卵(てんたま)』が1番人気と言われちゃいけないという焦りもありましたが、やはり私は読者に読まれたいから書く。そのことを改めて確認しました」

 ファンへの「ありがとう」を込めたという本書は、その意味で一種の記念作品であり、次の10年への新たなスタート地点でもあるのだろう。

 ところで、受賞第1作がなかなか出なかったもう1つの理由は、夫と2人、千葉・鴨川の山あいに切り開いた1ヘクタールの農場の手入れと、徹底的にカントリー風にした自宅の新築のため。「家造りと、小説を書くことは、どこか感覚的に似ている。大きな声では言えませんが、本当の“受賞第1作”はこっちかも」。米と卵と野菜は自給自足。馬2頭、犬猫10匹、ニワトリ30羽も「家族」だ。(集英社、1400円)(汗)

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